目指す仕事の適性を知ろう！

医療現場で働く看護師は、非常に難しい仕事です。決して誰にでもできる仕事ではないので、看護の仕事を選択するときには覚悟が求められます。ただし、仕事をするに当たって必要なことは、ほとんどすべて看護学校で教えてもらえるので、過剰な心配をする必要はないでしょう。自分が現場で活躍できるだけの能力があるのかどうかも、国家試験があるので不安に思うことはありません。きちんと看護学校を卒業し、国家試験に合格すれば、胸を張って現場に出ても構わないのです。

しかし、適性があるに越したことはありません。看護師としての適性が高い人ほど、早期離職をしてしまう可能性は少なくなりますし、将来に渡って長く働き続けることもできるはずだからです。本人が仕事を辛いと思うかどうかも、適性によって変わってくることがあります。自分が看護師に向いている人間なのかどうかは、看護学校に入学する際にしっかりと考えておくほうが良いでしょう。

その際、女性であるということは大きなメリットになります。看護の世界はまだまだ女性中心ですから、男性だというだけで少し働きにくさを感じるシーンは出てくるからです。また、人と接することが好きな人も、看護の世界には向いています。子供の世話が好きなら、活躍の場を小児科にするのも良いでしょう。さらに、体力があるかどうかも、重要なポイントになります。夜勤や残業も多くなりますし、病人のお世話をするわけですから、体力がないと辛くなるかもしれません。

看護師の仕事はやりがいがあり、誇りを持てるものですが、その反面ハードです。看護師としてデビューしてから理想と現実とのギャップに悩まないで良いように、適性の有無を確認して挑戦することをおすすめします。